枚方市立“高陵幼稚園”の登園の様子を視察いたしました!
今日は、枚方市立“高陵幼稚園”の登園時の様子を視察してまいりました。
この幼稚園には、去る6月25日(金)にも訪問し、園の施設の詳細を視察させていただいたところです。
市は「枚方市立禁野保育所の分園実施に伴う枚方市立高陵幼稚園保育室の一部転用」を進めようとしていますが、高陵幼稚園の保護者の皆さんはこの事業に関して多くの不安を感じていらっしゃいます。
私は、この事業を進めるには保護者のご理解とご協力を得ることが不可欠と考えており、先の6月議会の中でも以下のように市の取り組み姿勢を質したところです。
<平成22年第2回枚方市議会定例会(6月議会)一般質問における「枚方市立禁野保育所の分園実施に伴う枚方市立高陵幼稚園保育室の一部転用」についての西田まさみつ議員の質問とそれに対する答弁>(2010年6月22日実施)
<西田まさみつ議員による質問>
本件に関しましては、6月1日の厚生委員協議会および同月2日の文教委員協議会において市の方針の説明があり、議会といたしましても本定例会の初日である同月14日に、分園を実施するための高陵幼稚園の施設改修予算を含む一般会計補正予算が賛成多数で可決されたところです。
そのような中、主に受け入れる側の高陵幼稚園の保護者の皆様から、今回の分園実施に伴う一部転用に対する不安のお声や不満のお声が出ているとお聞きいたしました。
具体的にどのようなご不安やご不満のお声が出ているのか。また、この間、保護者の皆様にご理解とご協力を得るため、市としてどのような対応をしてこられたのかお尋ねいたします。
<木村和子福祉部長による答弁>
今回、今年度当初に待機児童が発生したことを受け、緊急対応策として教育委員会の協力を得て、余裕保育室が2室あることや本園となる禁野保育所から距離が近い高陵幼稚園で分園を設置し、待機児童の解消を図っていくものでございますが、分園実施に当たりましては、幼稚園、保育所の保護者の皆様のご理解とご協力が重要であると考えており、高陵幼稚園の保護者の皆様には6月4日に保護者会の会長など役員に、6月11日に保護者会の運営委員に説明を行ったうえで、保護者全体には6月15日と6月20日に説明会を開催したところです。
保護者の皆様からは、待機児の解消の必要性は理解できるが、幼稚園児よりも小さい1、2歳児が来ると接触によりケガや事故が起こるのではないかというご不安や、なぜ高陵幼稚園で実施するのか、入園申込みの時に分園設置について聞いていないなど、保育環境が変わることについてご意見をいただいております。
保護者の皆様に対しましては、不安や疑問について解消できるよう、今後も引き続き説明を行い、ご理解がいただけるよう努めてまいります。